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本学におけるFD・SD活動の概要

 三重短期大学では、FD・SD活動推進委員会が設置され、FD・SD活動の方針を決定しています。また、同委員会の下にFD・SDワーキンググループが置かれ、年間を通じてFD・SD活動の運営・実施に当たっています。おもなFD・SD活動は次のとおりです。

1. 授業改善の取組み

(1)学生による授業評価アンケート

 学生の声を、授業改善に活かすことを目的として、学外での実習科目など一部の科目を除き、すべての科目で学生による授業評価アンケートを実施しています(前期、後期の年2回実施)。アンケートは各質問項目に対し学生が6段階で評価することになっていて、いずれの質問でも6が最高の評価となります。また、それらとは別に自由記述欄もあり、授業の感想や改善してほしい点を記入することができます。本学では「教授会の申し合わせ」により、基準値を平均値4.5以上、最頻値並びに中央値を5以上、評価1と評価2の合計割合を10%未満と定めています。集約したアンケート結果は授業を担当する教員に伝達し、授業改善の参考としていただくと同時に、かならずコメントを返してもらっています。アンケート結果及びコメントは『FD・SD活動報告書』に収録し、学内で自由に閲覧することができます。

(2)公開授業、およびその後の意見交換会

 授業の質の向上を図るFD活動の一環として、公開授業を実施しています。実施期間中、専任教員は他の専任教員の授業を自由に参観し、勉強になった点や授業を改善するための提言などのコメントをFD・SDワーキンググループに提出します。これを用いて、後日、意見交換会を開催し、授業改善に向けた工夫等について意見交換・情報交換を行います。

(3)ゼミ評価アンケート、および「特に受講をすすめたい講義、改善を求めたい講義」アンケート

 卒業を控えた学生から、ゼミ運営、特に受講をすすめたい講義、改善を求めたい講義についてアンケートを取り、ゼミ運営や授業を改善する参考としています。アンケート結果は成績に影響しないように学生の卒業後に公開され、『FD・SD活動報告書』にも掲載されますが、その際、回答者が特定されることがないよう十分配慮しています。

2.研修会・意見交換会

(4)学外講師を招いてのFD・SD研修会

 より良い大学運営を実現するため、教職員を対象としたFD・SD研修会を毎年実施しています。大学運営に関連して教職員の関心が高いテーマを設定し、学外からその分野の専門家を招いて講演をしていただきます。

(5)非常勤講師懇談会

 非常勤講師の先生方から学生の様子を直接伺い、より良い講義を行うための工夫や経験談などを共有し、問題の抽出とその解決策を考えることを目的として、毎年、非常勤講師懇談会を実施しています。ご意見・ご要望をいただいた事柄の中で対応可能なものについては具体的な対策を講じるようにしています。

(6)学長と学生による座談会

 大学をより良くするための問題の抽出とその解決策を考えることを目的として、年に1度、学長と学生の座談会を実施しています。参加する学生は公募を行い、応募者の中から選出されますが、原則として学科・コース、学年の面で偏りがないように人選されます。座談会終了後、内容については学内に公開するとともに、提起された意見や要望については概要を教職員に周知し、実現可能なものについては対応するようにしています。

(7)新任教職員を対象とした研修会

 新たに着任した教職員を対象に年度はじめに開催します。学長と事務局が中心となって大学の概要、大学の教職員としてのあり方等の説明を行います。

3.その他の取組み

(8)シラバスの記載内容の確認

 教員が作成したシラバスが、本学の規定や文科省の指針に照らして問題がないかを、事前に確認し、学生に正確な講義情報が提供されるようにしています。

(9)AED(自動体外式除細動器)講習会

 緊急時の対応は、繰り返し訓練しておくことが重要となることから、本学では全教職員に対してAED講習を義務づけています。AED講習会は、毎年、津市消防署の協力を得て実施しており、内容は緊急時の連携、心臓マッサージと人工呼吸、AEDの使用方法等です。

 

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