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過去のオープン・キャンパス

2021年度オープン・キャンパスが開催されました

 
 2021年度のオープン・キャンパスは8月18日(水)、19日(木)、20日(金)の3日間、本学において開催されました。245名の方々にご参加いただきました。コロナ禍にもかかわらず、たくさんの方がご来校くださり、どうもありがとうございました。
 まず全体説明では、法経科(第1部・第2部)、食物栄養学科、生活科学科の教育内容の紹介、2022年度入試の概要、就職や編入学の状況説明、卒業生や在学生によるスピーチを通じて三重短期大学の紹介が行なわれました。また、各学科の教育に具体的にふれていただくために、ミニ講義やミニ実習が行われ、多くの参加者が熱心に講義や実験に参加しました。在校生によるキャンパスツアーでは学生生活の一コマを紹介しながら学内施設をご案内しました。そのほか、教員、職員による個別相談も行われました。残念ながら直接ご来校いただけなかった皆さんには、全体説明会をYoutube配信でご覧いただきました。

(1)食物栄養学科 8月18日 ミニ実習・ミニ実験の概要

ミニ実習①

担 当:相川悠貴准教授 

テーマ: 栄養サポート体験「自分の食物摂取頻度調査をやってみよう」

概 要:栄養指導は、対象者の状態に沿った指導を行うことで、効果が大きく高まります。このミニ実習では、対象者の食事状態の調査方法の一つである、食物摂取頻度調査アンケートを体験していただきます。この調査方法は、本学の高校部活動栄養サポートでも実践しています。こちらの体験は自身の食事状態の把握にも繋がりますので、是非ともご参加ください。また、希望者は、タニタの高機能体組成計による体組成測定も体験していただけます。 

ミニ実験②

担 当:橋本博行教授

テーマ:片栗粉とケチャップの不思議な性質―食品学実験(食品の物性)―

概 要:「食品の物性」を体験してみましょう!食品が示す物理的な特性として、硬い、柔らかい、弾力があるなどの物性があります。今回は、片栗粉とトマトケチャップが示す不思議な性質(ダイラタンシー、チキソトロピー)を体験します。片栗粉を水で溶いて強く握ると固まり、力を抜くと流れ出します。反対に、ケチャップは強くまぜると流れ出し、静置すると固まります。在学生が一緒に実験するので、わからないことは何でも聞いてください。 

 

ミニ実習③

担 当:阿部稚里教授

テーマ:間食カードを使ってメタボな人のおやつの内容を考えよう!

概 要:みなさんはおやつが好きですか?おやつを食べると美味しくて嬉しくなったり、リラックスできたりしますね。でも食べ過ぎると太ってしまうことも…今回のミニ実習では、おやつを我慢する!ではなく、おやつの内容を変えたり、運動をしたりすることで、エネルギーのコントロールの仕方を考えていきます。例としてメタボの人のおやつを考えながら、栄養士が行う栄養教育の1つを体験してみてください。

 

(2)生活科学科  8月19日  41番教室 ミニ講義の概要

担当:木下 誠一 教授

テーマ:「窓」の機能とデザイン

概要:窓は、自然の光や風、音、眺めなどを調節し、快適な室内環境をもたらす上で重要です。また、そのデザインは、地域の気候風土や歴史、生活文化等の特徴を反映し、住まいや街並みに個性や彩り、生活感などの表情をもたらします。しかし、アルミサッシなどの工業化された画一的な窓が普及した今日では、このような窓の特性が失われてきています。ミニ講義では、様々な事例を通して、「窓」の機能とデザインのあり方について考えていきます。

 

(3)法経科第1部・第2部 8月20日 41番教室 ミニ講義の概要

担当:鎌塚 有貴 講師

テーマ:婚姻の自由と婚姻制度

概要:日本国憲法24条では、婚姻に関する「両性の合意」と、婚姻生活における夫婦の「同権」について規定しています。これは、旧憲法にはなかったもので、外国の憲法をみても珍しい条文です。この規定によってすべての国民が自由に結婚できるはずでしたが、近年は2つの問題が裁判のテーマとなっています。一つは、同性婚。もう一つは夫婦別姓です。これらの問題について、感情論ではなく法律論としてどう考えることができるか検討します。

 

卒業生・在学生のスピーチ

法経科

中谷愛さん

2019年3月卒業 法経科第1部 法律コース卒業
現在 三重県庁勤務

法経科法律コースで学んでいた中谷愛と申します。現在は三重県庁の農林水産部水産資源管理課で働いています。主に漁船に関する業務を担当しております。漁船として使用するために登録制度があるのですが、申請を受け登録業務を行っています。漁船登録という制度は入庁するまでは知りませんでしたが、今では三重県の水産振興の一助となっていることにやりがいを感じています。三重県職員として、生まれ育った大好きな三重県のために働けることをとても嬉しく思っています。

ではこれから、私の三重短生活についてお話ししようと思います。

まず、私が在籍していた法律コースですが、法律の基礎から専門的な知識を身につけられるコースとなっております。私は公務員を目指していましたので、仕事に必要な知識を習得できる法律コースを専攻しました。初めは法学入門という法律の基礎を学ぶ科目があるので、法律に触れたことがない人でも不安に思う必要はありません。授業を通して、法律の知識が深まっていくと、法的観点で自分の考えが持てるようになります。そこに法学の面白さがあると思います。どの授業でも自分の考えを求められるので、考える力が養われます。また、法律以外に語学や芸術系の科目も履修できるので、普段触れることのない文化も学べます。三重短での学びを通して、視野が広がり、学ぶことの楽しさを知ることができました。法律コースでは自分が興味のある専門科目のゼミを選びます。私は行政法ゼミに所属していました。ゼミでは各自持ち寄った過去の事例について、議論をしていました。ゼミでの活動により、相手に納得してもらうような説明力や相手の意見を理解する共感力などが身に付きます。現在の仕事でも県民の方や外部団体を相手にやりとりすることもあるため、これらの力は生きているように思います。大学の授業は自分で履修する科目を決めることができ、自分だけの時間割が作れるので、興味がある科目もそこまで興味が無い科目も、自分の幅を広げると思って履修することをお勧めします。

 学業以外では、茶道部と津市学生機能別団員に所属していました。津市学生機能別団員とは学生による消防団員のことで、避難訓練などで地域住民の方と関わることに喜びを感じておりました。これらの活動で組織の中での自分の役割や人との接し方など多くの学びがありました。また、アルバイトは接客をしておりました。今となってはただのお金を稼ぐ手段ではなく、自分から進んで仕事を見つけることや相手の立場に立ち行動する力が身に付き、自分を成長させてくれたと思います。いろんなアルバイトに挑戦してみるのも大学生活ならではだと思います。

 さて、就職活動についてですが、私は公務員を志望していたので、1年生の夏に三重県庁のインターンシップに参加しました。私が参加したインターンシップは1週間で、公務員とはどういうものかイメージが掴め、就職活動のモチベーションに繋がる良い機会となりました。このインターンシップで私のしたいことはやはり行政の仕事だと再確認することができました。他にも民間の企業が集まる合同企業説明会にも参加しました。公務員志望でも、そうした就活イベントに参加するのは様々な業種の方の話を聞けるので新たな発見があり、とても有意義なものだと思います。公務員の筆記試験に向けて、2年生の春から予備校に通っていました。予備校は夜からだったので、日中の大学の授業との両立が大変に思うこともありましたが、家族や友人の支えにより乗り越えられたのだと思います。多くの自治体は9月に試験がありますが、それまではひたすら勉強に専念していました。筆記試験に合格すると2次試験があるのですが、その対策として学生部が開催する集団討論や面接対策に参加していました。面接が苦手な私にとって、とても心強い存在でした。本番さながらの練習をしていただけるので、試験当日の緊張が軽くなり自分の力を発揮できるようになります。他に行った対策として、第一志望でない自治体も受ける、自分自身について研究する、社会問題を知るために新聞を読む、地域特有のニュースを仕入れる、就活ノートをつける、友達と情報共有するなどです。面接に慣れるため、第一志望の会社や自治体が初めての面接にならないようにしておくことがコツだと思います。実際、私も公務員試験だけで結果は様々ですが6つ受けました。また、過去の先輩方の面接レポートがありますのでそれらも活用したらよいと思います。どこの面接にしても、学生時代に力を入れたことを聞かれるので、何でもいいので言えるようにしておくといいと思います。立派なものでなくてよいので、そこで何を得たか話せるようにしておくことが大事です。これらの対策は地道で大変ではありましたが、全て無駄ではないと思って取り組んでいました。短大では1年生から就職活動が始まるので、戸惑うこともあるかと思いますが、社会人の方の講義や津市職員の方の講義がありますので自然と就職活動を意識できるようになってきます。

 最後にまとめになりますが、三重短での2年間は本当にあっという間でした。そう感じるのは何事にも一生懸命取り組んだからだと思います。勉強に部活にボランティアにアルバイトにと忙しい日々でしたが、どれも大事な経験です。短大生活でしかできない経験がたくさんあります。どの経験もやっておいてよかったなと思います。2年間は自分自身と向き合える貴重な時間です。皆さんも色んなことに挑戦し、充実した三重短生活を送ってください。

 

奥村純菜さん

2019年3月 法経科第1部経商コース卒業
現在 百五銀行勤務

 こんにちは。2019年3月に三重短期大学法経科第1部法律コースを卒業し、現在三重大学人文学部法律経済学科に在籍しております、鬼頭大河です。本日は、みなさんの受験勉強へのモチベーションアップに繋がるようなことをお伝えできたらなと考えています。よろしくお願いします。

  まず、この三重短期大学法経科の最大の魅力として、短期大学でありながら4年生大学に引けをとらない専門的な法律や経済を勉強できる点です。また、1部と2部の垣根を超えて授業を履修することができるため、自分が勉強したいと思うものをより多く学ぶことができます。そのため、私は1年生のときにたくさん基本分野を履修できたため、2年生のときには応用授業を履修し、理解を深めることができました。さらに、共通科目とよばれる、法律・経済以外の勉強もできるカリキュラムが組まれているため、専門分野だけに偏ることなく多くの知識を身につけることができる環境が整えられています。

  次にゼミについてご説明させていただきます。ゼミと聞いて初めはあまりイメージをつかむことが難しいですが、簡単に言えばより専門的に少人数で勉強できる講義を履修できるというものです。私は短期大学時代、民法ゼミに所属していました。民法は私たちの生活の中で1番身近な法律であり、このゼミを選択したことで、生きていく上で必要な法律を学ぶことができました。講義内容は少し難しいものではありましたが、ゼミ生同士で話し合い、意見を出し合ったことでいつか自分に起こるかもしれない事件を知ることができ、非常にためになったゼミ活動だったなと感じています。また、ゼミ生同士でも仲がよく、学祭に参加して焼き鳥を販売したり、今でも休日に集まって遊んだりしています。

  では最後に編入学についてご説明させていただきます。私が編入学という目標を持ったのは短期大学入学を決意したときです。恥ずかしい話、希望大学に受験を失敗したため、この大学に入学することを決めたからです。そのため、1年生からの勉強はおろそかにせず取り組み、1年生後期から開催される編入学講座にも参加をし、編入学に備えていました。編入学準備の中で1番大変だったのは編入学の志望理由書の作成です。志望理由書は自分がなぜその大学を目指すのか、自分が将来やりたいことは何なのかを記載する、編入学で1番大切な資料ですが、私はこの作成に非常に苦労しました。そんなとき助けを求めたのは先生方や周りの友人です。短期大学は4年生大学に比べて先生方との距離が近く、自分の不安点などを親身になって考えてくださる先生がたくさんいます。また、小論文の添削や面接練習なども協力してくださるため、編入学における不安が払拭されたのを覚えています。また、就職活動を頑張る周りの友人もいることから、面接練習の手伝いをしてもらっているときに実際の面接でのアドバイス等ももらっていました。たくさんの方が協力してくださったため、私は今の大学に編入学できました。

  以上の経験を経て、今私は目標の大学に編入学しています。高校生のみなさんは今、進路についてとても難しい選択に立たされていると思います。私も先程言った通り、初めからこの大学を希望していたわけではありません。ですが、この大学に入学したことを一切後悔していません。自分に合った進路を自分のペースで考え、そして大学進学を考えたときの選択肢の中にこの三重短期大学が入っていることを願っています。
  ご静聴ありがとうございました。

 

食物栄養学科

南海杏帆さん

2019年度卒業 
現在 永井病院勤務

皆さんこんにちは。私は令和2年に卒業しました南海杏帆と申します。今日は私の仕事内容をはじめ三重短期大学を志望した理由や学生生活の思い出などをお話しさせていただきます。よろしくお願いします。

私は今、江戸橋駅の2駅となりの津新町駅のすぐ近くにあります、永井病院で栄養士として働いています。初めに永井病院についてお話したいと思います。永井病院は「1つだけの命、その尊さの重みを真摯に受け止め、地域医療に奉仕する」ことを理念に取り組んでいます。そして私が働いている管理栄養士室は現在管理栄養士5名、栄養士5名、調理師5名、調理員4名の計19名で交代勤務をしながら、約200食を1年365日、1日も欠かすことなく、それぞれの患者様の心と身体に寄り添う食事作りをしています。

 毎日の仕事内容ですが、食事の調理から盛り付け、配膳食器洗浄などをしています。食事の調理といっても、主にはきざみ食やペースト食、流動食といった特別食を中心に行っています。また、アレルギーを持つ患者様などへの個別対応も行っています。私と同じく三重短期大学出身の先輩方も多く、親しみやすい方ばかりで、入社してまだ2年目ですが、本当に毎日楽しく明るい気持ちで働いています。

 ここからは、三重短大を志望した理由や学生生活についてお話させていただきます。私が三重短大を志望した理由は2つありました。1つ目は4年生大学に進学して管理栄養士を目指すという方法よりも、2年間集中的に学び、実際に働きながら目指す方法の方が、自分には適していると思ったからです。結果的にではありますが、実際に現場で栄養士として働きながら、間近で管理栄養士の具体的な仕事内容を知ることができたので、やる気にも繋がっています。2つ目は、他大学と比べて、圧倒的に学費が安かったからです。私は卒業後自立したいと考えていたので、働き始めた際の負担を減らせるというのは、すごく魅力的でした。そうは言っても、最終的に志望を決めた理由は、三重短大に通うことを想像した時に、ワクワクした気持ちになって、ここなら頑張れそうと感じたからです。もう1つ背中を押すきっかけとなったのは、皆さんと同じように、オープンキャンパスに参加した際に、すごく雰囲気があたたかくて、何か不安に思っていても、力を貸してくれる先生や先輩がいることが分かり、心強いなと感じて、志望することを決めました。入学後は私の想像よりもずっと楽しくて、充実した学生生活を送ることができ、小・中・高と比べても一番濃い2年間だったと、心から思います。

 今皆さんは、4年間かけて学ぶことを、2年間で学ぶことができるだろうか、友達を作ることができるだろうか、中には、一人暮らしと勉強を両立できるだろうかと不安に思っている人も少なくないと思います。私も入学する際に同じように思っていましたが、いざ入学してみると、食栄の子が同じことを思っていたので、そこまで辛く感じなかったです。それに、食栄は1クラスしかなく、仲良くなるきっかけがたくさんあるので、絶対に自分と気の合う友達を見つけることができます。私が初めて話しかけたのは、学籍番号が隣の子だったのですが、「おはよう」と言うのにものすごく勇気をふりしぼったのを覚えています。その一歩を踏み出せたてからは、次の勇気を出しやすくなったので、初めの勇気を出すことができたら、あとは怖いものなしだと私の経験から言えます!!

 大学生になることに不安を感じていても、大学生になって行ってみたい場所や、やりたいことがたくさんあると思います。食栄は授業数も多く、アルバイトをしていたら自由な時間なんてないのでは、と想像するかもしれませんが、その心配をいらないです。2年間の間にたくさんの思い出を作ることができました。4年制大学の子たちとなんだ変わりないと思いました。一人暮らしをしている友達もたくさんいましたが、みんな自分のペースを見つけて卒業する頃にはとてもたくましくなっていたように思います。

 ここまでお話させていただいた中で、皆さんが進路について決める上で何か1つでもお役に立つことができれば嬉しく思います。私が社会人になって頑張れているのは、三重短での思い出があるからこそだと強く感じています。何よりも、卒業後もずっと仲良くしていたいと思える友達に出会えたことは私にとって大きな財産です。三重短期大学に進学してよかったと心から思っています。

 私自身社会人3年目に向けて、落ち込むこと悩むこともあると思いますが、日々目の前のことを一生懸命頑張って、成長できるように努力していきますので、皆さんも自分自身としっかり向き合って、将来後悔のない選択ができたと思えるように、今頑張ってください。応援しています。

 ご清聴ありがとうございました。

村井歩優さん

2018年度卒業
済生会明和病院勤務

2019年3月に食物栄養学専攻を卒業しました村井歩優と申します。よろしくお願いします。私は三重短卒業後、管理栄養士過程の四年制大学に編入しました。現在は、済生会明和病院で管理栄養士として働いています。本日は、編入について、三重短での授業について、管理栄養士の業務内容についての3点をお話したいと思います。

まず、編入についてお話します。私はもともと、短大で栄養士資格を取って三重県で栄養士として働きたいと思い、三重短に入学しました。しかし、三重短で勉強しているうちに、もっと栄養学を詳しく学びたいと思うようになり、四年制大学に編入することに決めました。三重短では編入のサポートとして、外部講師の編入対策講座がありました。また、三重短は編入する人の割合が比較的多い短大なので、編入した卒業生の人数も多く、卒業生が残した合格体験記や過去問が充実しています。この他に面接対策もあり、食物栄養学専攻の先生方だけでなく、他学科の先生や就職支援室の専門相談員の方なども相談に乗ってくださりました。このようなサポートのおかげで、編入試験に合格できたと思います。

次に、三重短での授業についてです。食物栄養学専攻の授業は実験や実習が充実していると思います。特に印象に残っている大量調理の実習では、グループになって自分たちで献立を作成し、大量調理用の調理器具を使用して調理しました。他にも、糖尿病の患者様に合わせた食事など、病気に合わせた食事の調理を行う授業もあります。三重短には病院や保健所、企業、海外(JICA)等で勤務していた先生方がいらっしゃるので、それぞれの職場の実際を知ることができ、とても充実した授業を受けることができました。

最後に、管理栄養士の業務についてです。管理栄養士は、さまざまな分野で活躍することができます。具体的には、病院、福祉施設、保育園、市や県などの行政機関、給食会社、薬局、歯科医院などです。飲食店や食品メーカーに就職し、調理や食品の知識を活かす人もいます。今回は、私の仕事に関係のある病院を中心にお話したいと思います。

私は多気郡明和町にある済生会明和グループで管理栄養士として勤務しています。済生会明和グループは、回復期リハビリテーション病棟を中心とした明和病院と、介護老人福祉施設の明和苑と、重症心身障害児(者)施設のなでしこがあります。明和グループには5人の管理栄養士が在籍しており、担当の施設を決めて業務を行っています。私は病院を担当しているので、病院の業務内容を中心にお話したいと思います。病院の管理栄養士の業務は、主に栄養管理業務と給食管理業務の2つに分かれます。病院によって、栄養管理を病院の管理栄養士が行い、給食管理は給食会社の管理栄養士に委託する場合と、栄養管理と給食管理どちらも病院の管理栄養士が行う場合があります。明和病院では、病院の管理栄養士が栄養管理業務を行い、給食管理業務は給食会社に委託しています。

明和病院の具体的な業務内容を紹介します。まず、病院側の管理栄養士です。主な業務内容は、患者様の栄養管理、栄養指導、献立チェックと検討、昼食時の食事観察などです。栄養管理では、入院されている患者様全員に対して、体重や身長、リハビリの状況などをもとに患者様に必要な栄養量を計算します。また、患者様の検査値や体重、食事摂取状況などから、定期的に栄養状態を評価します。栄養指導では、患者様の疾病に合った指導を行った後、普段の食事の内容を聞き取り、フードモデルやパンフレットを用いて食事の改善点をお話します。患者様一人ひとりライフスタイルや嗜好が異なるので、それぞれの患者様に合わせた食事を提案することが必要です。明和病院には、脳梗塞などの病気によって食べ物を上手く飲み込めなくなった患者様が入院されています。一般的な食事を食べることが難しくなった患者様は、食事をミキサーにかけたり、飲み物にとろみをつけたりする必要があります。退院後も安全に食事を食べていただくために、患者様のご家族に向けて、食形態(きざみ食やミキサー食など)に合わせた食事の作り方やとろみのつけ方を実演することもあります。献立チェックと検討では、給食会社の管理栄養士に立ててもらった献立を確認し、改善点を検討します。また、実際に患者様に提供する食事を食べて、味付けや見た目を確認しています。昼食時の食事観察では、患者様の食事の様子を確認し、食事摂取量の少ない患者様には直接お話を聞いたりしています。この他に、介護老人福祉施設の明和苑では、管理栄養士による手作りおやつバイキング形式で提供し、おやつを選ぶことも楽しんでいただいています。また、歯科医師と連携して利用者様に合わせた食事を提供しています。

次に、委託給食会社の管理栄養士の業務内容です。主な業務内容は、献立作成・調理・食材の発注と検品です。献立は、病院、介護老人福祉施設、重症心身障害児(者)施設、それぞれの献立を立ていただいています。お正月や節分、七夕など、行事に合わせた献立を立て、患者様や利用者様に季節感のある食事を楽しんでいただいています。

栄養士は様々な分野で活躍できる職業だと思います。本日のオープンキャンパスで、三重短で栄養士を目指したいと思われる方が1人でも増えたら嬉しいです。ご清聴ありがとうございました。

 

中根啓賀さん

 食物栄養学専攻 2年生

皆さん、こんにちは。食物栄養学科の中根啓賀です。本日は三重短期大学のオープンキャンパスにお越しいただきありがとうございます。今から三重短期大学での学校生活や就職活動についてお話したいと思います。

はじめに私が三重短期大学の食物栄養学科を選んだ理由についてお話します。私は高校でも、食についての勉強や実習を行ってきました。調理技術や料理に関する知識を3年間学んできたなかで、もっと調理や人の身体のことについて知識を増やし、栄養士として食事を通して人のサポートをしたいと思い、三重短期大学を選びました。また、三重短期大学は全国的にみても数少ない公立の短期大学であり、学費が安いという点と2年間という短い期間で栄養士になるための勉強ができ資格をとることができるという点も三重短期大学を選んだ理由です。

次に、学校生活についてお話します。食物栄養学科の授業は必修科目といってみんなで一緒に受けるものがほとんどであり、実験や実習を通してたくさんの子と協力しながら授業を進めていくことも多いので友だちを作りやすいと思います。私自身も人見知りで知っている子が1人もいなかったのですが、実験や実習を通して仲良くなれました。また他県からきて下宿をしている子も多くいろいろな地方の話や方言を聞くこともでき、とても楽しいです。食物栄養学科では、身体のしくみや病気のこと、衛生管理のことなど栄養士になるための基本的な知識を学んだり、調理実習や白衣を着て実験を行ったりしています。2年生になると食材の発注や検収も自分たちで行い大量調理を行うようになります。栄養士になるための勉強や調理実習と聞くと難しく感じたり調理を全くしたことがないから不安と思う方もいるかもしれませんが、友だちと教え合うことで自分も友だちと共に成長出来たり先生方もとても優しく教えてくださるのでとても心強いです。2年間という短い時間なので授業の進み具合が早いのではないかと思うかもしれませんが早いとは感じません。授業では試験に出やすいところ、管理栄養士の国家試験でよく出されるところなど様々なアドバイスも交えながらわかりやすく丁寧に教えてくださるので最初は慣れないことばかりかもしれませんが次第に慣れていきます。また、栄養士に関する授業だけでなく外国語の授業や、体育・文学・福祉に関する授業を受けることもでき、様々な教養や知識を身につけることができます。

次に、ゼミ活動についてお話します。食物栄養学科では2年生から自分の興味のあることについて詳しい指導を受けることができるゼミがはじまります。私は、相川先生によるスポーツ栄養に関することについて学ぶゼミを履修しています。高校生に対して食事調査や体組成測定などを行う栄養サポートや、スポーツなどで体を動かしたりしています。私は、スポーツ栄養に興味があり将来スポーツ栄養士になりたいと思っているので、栄養サポートを通して食事調査のやり方など様々なことを学んだり高校生と実際に話をすることでコミュニケーション能力も伸ばせるためとても良い経験になっています。このゼミ以外にも実験や調理実習を行っているゼミもあります。今は国体のお弁当の作成をおこなっているゼミもあり、どのゼミもとても魅力的です。

次に卒業後の進路についてお話します。短期大学なので入学後1年くらいで卒業後の進路について考え始める時期になります。卒業後は就職か編入のどちらかを選択します。まずは、就職活動についてですが早い人は1年生の冬くらいには企業説明会や面接対策などを始めます。希望する就職先により就職試験の時期が異なるため人によって就職活動をスタートする時期もバラバラですが、まずはどんな企業に就職したいか、自分が将来どんなことをしたいかを決めることから始めるといいと思います。三重短期大学では就職支援を行っているタスクルームというところがあり求人票を見ることができたり、履歴書のチェックや面接練習などのサポートを行ってくれます。そのほかにも様々なサポートがあり、就職活動をスムーズに行うことができます。私は、1年生の3月ごろから企業探しを始めました。自分が興味のある企業の説明会を受け、その中から受けたいと思う企業に応募し選考を受け6月に内定をいただくことができました。面接がオンラインで行われたので、オンラインのときに注意しなくてはいけないことなどをタスクルームの方にアドバイスしていただきました。また、実際にオンラインで面談していただき事前に面接練習をすることができたので本番も落ち着いて面接を行うことが出来ました。そのほかにも、エントリーシートの添削を行っていただけたり様々なサポートをしていただきました。

次に編入についてのお話をさせていただきます。編入というのは4年生大学の3年次または2年次に入学する制度のことです。編入はかなり勉強をしなくてはいけないので、大変そうです。ですが、編入をする子同士で情報交換を行ったり勉強の教え合いをしている姿を見ることもあります。

次にクラブ・サークルのことをお話します。三重短期大学にも様々なクラブ・サークルがありますが、三重大学のクラブ・サークルに参加することもできます。また、クラブ・サークル活動を通して、他学科や他大学の学生との交流を深めることができます。校内には勧誘のポスターなども貼ってあるので気になるクラブ・サークルをぜひ探してみてください。

最後に今、みなさんは多くの選択肢の中からどの進路に進むかとても悩んでいると思います。自分のやりたいことについて一生懸命考え出した答えなら後悔することもないと思うし、私自身もこの進路を選んで後悔はしておらず毎日楽しく過ごせています。みなさんも自分が納得いくまで悩み答えを導きだしてほしいと思います。そして今回のオープンキャンパスが進路決定の参考になってくれていると嬉しいです。以上でスピーチを終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

 

 

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