生活科学科 生活科学専攻
居住環境コース

生活科学専攻(居住環境コースと生活福祉・心理コース)の
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)


生活科学専攻では、次のような学生を求めています。

  • 社会福祉、心理、住生活、環境といった「いのち」と「くらし」に関わる学問に関心のある学生
  • 生活福祉・心理コースにあっては、社会福祉学や心理学をはじめとする幅広い学問の基礎的知識を修得し、その成果を自らの進路に生かしていくことを希望する学生
  • 居住環境コースにあっては、住生活やまちづくり、環境問題など、住環境に関わる幅広い学問の基礎的知識を修得し、その成果を自らの進路に生かしていくことを希望する学生
  • 地域や社会に主体的、積極的に貢献していこうとする意欲をもった学生

そのため、生活科学専攻では次のような方針に基づき入学者選抜を行います。

  • 「推薦入試」では書類審査と面接や小論文試験を通して、学習意欲、問題関心、自己表現能力など を重視した選考を行います。
  • 「一般入試」では英語と国語の学力試験を実施し、基礎的な学力や論理的思考を重視した選考を行います。
  • 「センター試験利用入試」では、必修科目を指定しない選択科目制を実施し、基礎的な学力や特定 の教科・分野での優れた能力を重視した選考を行います。
  • 「関連分野特別選抜入試」では、学習計画書(関連分野について高等学校で学習してきたことのうえに、さらに本学でどのような事柄を学習するか)の提出を求め、面接において学習意欲や問題関心を重視した選考を行います。
  • 22歳以上の方を対象にした「社会人入試」では、書類審査と面接や小論文により、学習意欲や自己表現能力を重視した選考を行います。 

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)


 生活科学専攻は、社会福祉、心理、住生活、環境といった分野を柱として、「いのち」と「くらし」に関わる学問を修得し、地域社会に貢献できる人材を育成することを目的としているが、そのために「生活福祉・心理コース」および「居住環境コース」を設置しています。本専攻の学生は、全学共通の一般教養科目であるところの「共通科目」、生活科学科を構成する2専攻に共通する科目である「生活基礎」に加えて、社会福祉や心理に関わる専門科目としての「専修第一分野」、住生活や環境問題にかかわる専門科目としての「専修第二分野」に指定された科目を履修しなければなりませんが、「生活福祉・心理コース」に所属する学生は前者を、「居住環境コース」に属する学生は後者を主として履修することになります。
 「生活福祉・心理コース」では、社会福祉や心理に関わる専門科目に加えて、福祉と心理をつなぐ役割を果たす科目として「福祉心理基礎演習」や「福祉心理演習」を設け、1年次後期から各自が関心のある分野の指導教員の下で学ぶことができます。また、社会福祉士を目指す学生のために、福祉の基幹的な科目に加えて、社会福祉士国家試験の指定科目(「社会福祉士発展科目」)を開講しており、必要な授業科目を履修した者は「社会福祉士基礎資格」を取得することができ、卒業後に指定施設での2年間の実務経験の上で、社会福祉士国家試験の受験資格を得ることができます。
 「居住環境コース」では、インテリアから、住宅や建築、都市計画やまちづくり、環境問題まで幅広い分野の専門科目に加えて、2年次から、より専門的かつ高度な専門性を修得できる科目として「居住環境特別演習」を設け、各自が関心のある分野の指導教員の下で学ぶことができます。また、建築士を目指す学生のために、1級建築士及び2級建築士資格取得に必要な建築士指定科目を開講しており、必要な授業科目を履修することによって、卒業時に2級建築士の受験資格を得ることができ、卒業後4年間の実務経験を経ることで1級建築士の受験資格を得ることができます。


ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)


生活科学科生活科学専攻では、本学の教育理念や学科・専攻の教育目的に基づき、次のような能力を修得し、かつ所定の単位を取得した学生に「短期大学士」(生活科学)を授与します。

学生が卒業までに身につけるべき能力

  • 1.「いのち」と「くらし」に関わるニーズが多様化する社会にあって、それらについての基礎的な教養を身につけている。
  • 2.生活福祉・心理コースにあっては、福祉学と心理学を融合した視点に立って、社会や人間に関わる課題に取り組む能力を身につけている。
  • 3.居住環境コースにあっては、住生活や環境という視点に立って、住環境に関わる課題に取り組む能力を身につけている。
  • 4.高い公共性と倫理性を備え、地域や社会に主体的、積極的に貢献していこうとする態度が身についている。